チャンディーガル行政がとりもちの使用を禁止

 

Posted on 04 Dec 2023 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

政府とPETAにもう1つの提案、地域猫ちゃんたちを雇うのはどうでしょう。



チャンディーガルで、畜産および漁業部門を担当する行政機関が、動物に痛みや苦しみを与えることを禁じる1960年制定の動物虐待防止法(Prevention of Cruelty to Animals Act, 1960)の遵守を命令している、という話題を見つけた。

Chandigarh administration prohibits use of glue traps for rodent control

動物保護団体「People for the Ethical Treatment of Animals(PETA)」の訴えを受け、行政は連邦直轄領内で、主にネズミの捕獲に用いられる接着性トラップの使用、販売、製造、取引を禁止する命令を出した。

団体と当局によれば、接着性のトラップとはプラスチック製のトレイまたはボール紙の中に接着剤を仕込んだもの。
ネズミやラットをはじめとする動物がこれを踏むと、鼻や口が接着剤で詰まって窒息したり、逃れようと脚を噛み切って失血死したり、何日も貼り付いたまま餓死したりする。
また、掛かったまま生存している場合はトラップごと投げ捨てられたり、殴打や溺死させられたりすることから、残酷な動物虐待に当たると判断された。

前述のPETAによると、こうしたトラップを使わずネズミやラットの発生を抑えるには、床や台を清潔に保つ、食料を噛み切れない材質の容器に保管する、ゴミ箱を密閉する、ネズミやラットが嫌うアンモニア臭を染み込ませた綿球や布を置く、といった方法のほか、侵入口を密閉し、生け捕りにできる専用ケージを用いて捕獲したら、食料、水、退避ができる場所に放すことをすすめている。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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