インド産マンゴーの出荷量が拡大

 

Posted on 28 Oct 2023 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

日本への輸出はさりげなく4位ぐらいでまあまあ多いよね。



商工省(Ministry of Commerce and Industry)農産加工食品輸出開発庁(Agricultural and Processed Food Products Export Development Authority、APEDA)によると、2023年度上半期(5カ月間)でマンゴー輸出高は大幅に増加して4,798万ドルに達し、前年同期の4,033万ドルを19パーセント上回った。

Indian mangoes shipment expands its footprints

同庁によると、2023年度初旬(4月~8月)に輸出されたマンゴーは2万7,330.02トンにのぼり、2022年度同時期に輸出された2万2,963.78トンを大幅に上回った。
事前通関のため、ムンバイー、ナシック、バンガロール、アーメダバードにある照射施設に米農務省(United States Department of Agriculture、USDA)動植物衛生検査局(APHIS)の検査官を招待した。

特に米国向けの輸出高は、今年度最初の5カ月間で20億4,360 万トンに達し、前年度比19パーセントの伸びを記録している。
また日本向けにも4,308トンを出荷している。
他にはニュージーランドに11,099トン、オーストラリアに5,842トン南アフリカに444万トンを輸出した。

さらに韓国へも輸出用マンゴー事前通関のため検査官を招待、蒸気熱処理施設での処理後、1,843トンを輸出する。

2022年度からインド産マンゴーの輸出高は大幅に増加しており、2023年のシーズンは、イラン、モーリシャス、チェコ共和国、ナイジェリアなどの新たな輸出先を開拓、計41カ国に出荷している。

インド政府は農産物フェアなどに出展するなどして、世界的に有名なアルフォンソ品種のほか、アムラパリ、バンガナパリ、ケサール、ヒムサガルなどの品種についても各国に紹介、マレーシアやアフガニスタン、クウェートなどの新規市場開拓も目指している。

本日最も読まれている記事
インドで人気の日本アニメは、このタイトル Posted on 15 Jun 2023

購入後半年で故障したフォッシルのスマートウォッチを巡る、意外な顛末 Posted on 16 Sep 2019
日本人と顔立ちがよく似た「セブン・シスターズ」北東部の女性、人種差別に立ち上がる Posted on 18 Mar 2017
アスファルトも溶ける!?猛暑のグジャラート州で人を飲み込む道路 Posted on 26 May 2016
インディラ・ガーンディー国際空港ターミナル3の様子、機内食、その他あれこれ:写真編 Posted on 13 Oct 2018


本日の練習






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



Share it with


User Comments