東京モーターショーで披露されるインド製のスズキ特別仕様車

 

Posted on 07 Oct 2023 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

インドでも正式な発売はまだみたいです。



スズキ自動車が、今月26日から開催される東京モーターショーで、インド製の圧縮バイオメタンガス(CBG)燃料のワゴンRを発表する。

Suzuki to display made-in-India biomethane-fuelled Wagon R at Tokyo Show

同一の車種は、今年5月に広島で開催されたG7サミットで披露されたもので、日本国内では販売予定はないようだ。

CBG燃料車は、クリーンで持続可能な燃料の開発を目指すインド政府に共鳴するスズキが2022年から生産する。
東京モーターショーでは、そうしたインドでのCBGの取り組みに関する詳細な解説とともにこの新車種を展示する予定だ。

昨年12月、マルチ・スズキは、エタノールとガソリンの混合割合20:80(E20)から85:15(E85)までの混合燃料で走行できるフレックス燃料ワゴンRのプロトタイプを発表した。
同社のバルガバ(RC Bhargava)会長は、EVのみに依存するのではなく、ハイブリッド技術、CBG、CNGの利用が国内の二酸化炭素排出量の削減に役立つと述べた。

CNG(圧縮天然ガス)と同様、CBGは車両やエンジンの動力として使用できる。
ただし石油資源に由来するCNGとは異なり、CBGは農業廃棄物、牛糞、下水、さらには都市廃棄物などの有機物の分解により精製できる。
バイオガスの場合、分解プロセスに続く精製プロセスでは二酸化炭素の量を減らす工夫が必要で、これにより燃料中のメタンの量が増加し、CNGの組成に近づく。

さらにCBGは有機源から得られるため、分解副産物は農業目的に利用できる。
2020年、当時の石油省ダルメンドラ・プラダーン(Dharmendra Pradhan)大臣は、すでにCNGの大部分を輸入に頼っている背景より、国内で2023年までに240億ドルを投資して5,000か所の精製所から15億トンの圧縮バイオガスを生産する計画があると述べた。

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Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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