低調という安定

 

Posted on 31 Aug 2023 21:00 in うつとわたし、そしてインド by Yoko Deshmukh

そもそも幼稚園ぐらいの時から「暗い子」がわたしの代名詞だったな、と思い出しました。



インドと深く関わるようになって、今年で早くも20年を迎える。
それは、インド移住の少し前に訪れた、うつとの戦いの歴史とほぼリンクしている。

このシリーズは、今まさに「顕在性うつ状態」で「全般的不安障害」という診断を受けて、微量ながら毎晩服用の薬を処方され心の病気と闘っているわたしが、不定期だが覚悟を持ってつづっている。
日によって気分の浮き沈みがあるため、つづれない日もあると思うし、その分量も変化するし時間軸も前後し、また、後日もろもろ加筆修正することも大いにあり得る。
いつも通りの「インドよもやま話」に戻る日もあると思うが、このシリーズは、いずれきちんとした形でまとめる予定である。


*****

近況報告をする。
自分のことを書き連ねるのは苦痛を伴う部分もあるのだが、もしかすると気にかけてくださっている方もいるかもしれないと、うぬぼれも甚だしい思いから、現在どんな感じかを記しておくことにした。

100mgの(Zoloft)を服用し始めてから1か月以上が経つが、気分は相変わらず安定して低調だ。
しかしこの「低空での安定」がなかなかわたしにとっては心地よいのではないかと思い始めている。

しかも、8月は仕事が忙しかったこともあり、ほとんど外出しなかった。
ウェブ会議以外で、誰かに会って、何か話をすることが今や想像できない。
笑顔で当たり障りのない話をすることに、高い心理的な壁がそびえている。

それでも、黙々と仕事を続けながら、どうにか自分なりに浮上することはできないものかと、書籍や新聞記事、インターネット記事からヒントを得ようとしている。
ある人は、負の感情は負の結果をもたらすので、できるだけ早めにDismissすること、そのためには好きな音楽のことなど、前向きになれる考えに脳を切り替えることで、前向きなリターンを取り戻すことをすすめていた。
恐れや夢、今の心の状態、理想とするあり方を書き出すこと。
また、低空でもできること(体操、ピアノの練習、語学学習、読書)は毎日5分ずつでも習慣として取り入れるように努めている。

※直近1週間の気持ち: 無気力、疲労感、自信のなさ
*Current set of medications: Serlift 100

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本日の練習






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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