「インフォシスの娘」、イギリスの新ファーストレディーの生い立ち
Posted on 26 Oct 2022 21:00 in 海外のインド人 by Yoko Deshmukh
ある記事には「普通の女の子から旧宗主国のファーストレディーへ」とありました。
イギリスの保守党(Conservative Party)党首に選ばれ、第57代首相となったリシ・スナク(Rishi Sunak)氏は、インドのパンジャーブ州にルーツを持つとされているが、その妻アクシャタ・ムルティー(Akshata Murthy)氏も、インド巨大IT企業インフォシス(Infosys)創業者、ナラヤナ・ムルティー(Narayana Murthy)氏の娘であることは、かなり有名だ。
その生い立ちについて伝える記事を見つけた。
Akshata Murty: From humble Bengaluru girl to UK's first lady
アクシャタさんは1980年、カルナータカ州フーブリ(Hubli)で生まれ、ごく普通の教育を受けた。
ただし幼いころは両親は仕事でほとんどムンバイーにいたため、主に祖父母と暮らしていたと言う。
その後バンガロールのボールドウィン女子高校(Baldwin Girls' High School)を卒業、米カリフォルニア州に移住してフランス語と経済学を学ぶ傍ら、ロサンゼルスの有名ファッション・カレッジである「Fashion Institute of Design & Merchandising」に進学、衣料品製造を学んだ。
スナク氏との出会いは、MBA課程に通ったスタンフォード大学とされ、2人は2009年に結婚した。
当時のスナク氏は、オックスフォード大学で一流の学位を取得したフルブライト奨学生だった。
なおアクシャタさんは父の会社インフォシスに7億ドル相当の株式を保有しているのをはじめ、自身が立ち上げた事業や他のベンチャーキャピタルに投資しているほか、イギリス国内に不動産を4か所、そしてカリフォルニア州サンタモニカにマンションを1か所、夫と共同所有するなど、今や大変な資産家となっているが、英国に居住していないことから免税の対象となっていることが、スナク氏の選挙をきっかけに暴露され、大問題となっている。
1 購入後半年で故障したフォッシルのスマートウォッチを巡る、意外な顛末 Posted on 16 Sep 2019
2 プネーで「大人のおもちゃ」販売業者が御用 Posted on 22 Oct 2022
3 日本人と顔立ちがよく似た「セブン・シスターズ」北東部の女性、人種差別に立ち上がる Posted on 18 Mar 2017
4 インド中華に迷いそうになったら、ハッカヌードル食べ比べはいかが Posted on 26 Oct 2017
5 ディワーリー直前のショッピングモール in プネー Posted on 18 Oct 2022
本日の練習
About the author
|
|
Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
|
User Comments