2月某日、プネのうまいもの情報局で諜報部員として活動、人一倍うまいものアンテナが研ぎ澄まされているヨッスィ~が連れて行ってくれたのが、コレガオン・パーク(Koregaon Park)はLane 6に新規開店した「Murphies」。
このお店、なんと先週オープンしたばかりなんだそうだ。
ヨッスィ~が事前に、果敢なネット偵察で仕入れた情報によると、じゃがいもをテーマとしたレストランということで、わたしのように血液以外の成分はイモでてきているに違いないというぐらい、部類のいも好きにとって、大変貴重な店であることを直ちに察知し、潜入を決行した次第である。
メニューは実にシンプルで、ベースはまるごと茹でたじゃがいも。
ここに載せるトッピングの種類がベジとノンベジ、あわせて12通りほど用意されていて、客はその中から好きなものを選ぶというスタイルだ。
他にサラダなどのサイドディッシュも若干用意されているものの、メインはあくまでいもで勝負という覚悟と潔さがよいではないか。
わたしはこの日、いもとチーズの組み合わせという王道にとてつもなく惹かれ、ベジの「Jack Cheese」160ルピーと、昼間から調子に乗ってキングフィッシャー・プレミアム(Kingfisher Premium)パイント110ルピーを注文した。
インド(プネ)のじゃがいもは、味がしっかりしたものが多く絶品だと個人的に思う。
だからなのか、サモサ(Samosa)からアルー・ティッキ(Aloo Tikki)、パニプリ(Panipuri、またはゴールガッパ)、アルー・パラータ(Aloo Paratha)などの軽食類からして、「アルー(आलू Aloo)」すなわちじゃがいもが主役のインド料理はとても多い。
さて「Jack Cheese」は、ホックホクに茹でたじゃがいもをマッシュし、オリーブオイルを少しからませ、とろけるチーズをたっぷりとトッピングした、想像通りのシンプルな味付けだった。
皮にも軽く塩が振ってあり、これまたいいあんばいでビールが進む。
ビールといもは腹を膨らませるため、これだけでもけっこうな満足感があったが、もうひとつ気になっていたメニュー、角切りベーコンがふんだんに乗ったノンベジの「Bacon Bits & Mashroom」260ルピーも追加で注文、ヨッスィ~と、一緒に行った友人と3人で味見してみた。
こちらは、スモーキーなベーコンが期待を裏切らないアクセントとして、いもとのすてきなマリアージュを奏で、思わずもう1本ビールを注文してしまいそうだった。
ぜひ開店したての清潔な店内で、のんびりとイモ料理を堪能してみては、いかが。
ちなみに、「Murphies」の向かいには、カリフォルニア生まれのフローズンヨーグルト店、「Menchies」があるので、デザート対策も万全。
Murphies
Shop 1-2, Lane 6, Pingale Corner, Koregaon Park, Pune
TEL: 020-30189671
Googleマップ
店内もほやほや。カウンターで注文し受け取る、セルフサービス形式。
店内では、無料の無線LANも使えるようだ。
一応コンセントも確認。
後日、シッダールタさんと再訪。こちらはツナたっぷり&チーズ載せ!
シッダールタさんはマトンキーマ載せ!ボリューム満点でビールが進む。