プネーのギネス入り盆栽マスター、プラジャクタ・カレさん

 

Posted on 04 May 2022 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

盆栽のルーツもインドにあるんだな。



「盆栽マスター」などというカテゴリーがあることを、いままで知らなかった。
世界的に有名な盆栽マスターとして知られる、プネーの盆栽師、プラジャクタ・カレ(Dr. Prajakta Kale)さんが、マハーラーシュトラ州農業庁からジージャーマーター・クルシブーシャン(Jijamata Krushibushan)賞を受賞、先日ナシック(Nashik)で授賞式が開催された。

Pune: Bonsai Master Dr. Prajkta Kale gets Jijatamata Krushibhushan Award

同州の農業庁では毎年、農業および関連部門での優れた功績を表彰している。
この日の式典では、2018年と2019年の賞が授与された。

プラジャクタさんによると、盆栽は古代インドで「ワマン・ヴルクシャ・カラ(Vaman Vruksha Kala)」と呼ばれ芸術分野の1つだった。
そこで盆栽の息を吹き返し、普及するべく、プネーで国内最大の盆栽展示会、その名も「盆栽ナマステ(Bonsai Namaste)」を開催したり、盆栽にできるインドの植物、およそ1,500種類を用いたコースを開設し、雇用機会の創出を創出を目指したりと尽力してきた。
最終的には、経済的に不利な農村の女性に、新たな収入をもたらすことを目標としている。

こうした貢献は、盆栽展示会の規模でギネス世界記録を樹立、またヨーロッパ国際大学(European International University)からは、盆栽としては史上初となる博士号の授与といった形で認められている。
現在は目下、インド最大の盆栽庭園の造園に取り組んでいる。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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