エア・インディア、民営化後さっそく立ち退き要求

 

Posted on 20 Apr 2022 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

賃貸でも同じ場所に10年住み続けるとタダもしくは破格の安さでその物件を所有できるという法律があります。



アダニ(Adani)グループが所有するムンバイー・インターナショナル・エアポート・リミテッド(Mumbai International Airport Limited、MIAL)は、エア・インディア(Air India)に、同社従業員とその家族1,600あまりの世帯が暮らすスタッフ・コロニー(Staff Colony)をはじめ、事業の中核ではない土地を放棄するよう求める通知を出していたことが分かった。
国営航空会社だったエア・インディアは今年、民営化されタタ・サンズ(Tata & Sons)傘下に入っている。

Mumbai Airport asks Air India to vacate land, including four staff colonies

通知は空港の土地利用を最適化する努力の一環として航空会社がMIALとの間で交わした契約書に基づき3月11日に発出、45日以内に立ち退きを求めている。

これを受け、今年予定されている地方選挙を意識してか17日、極右政党として知られるシーヴ・セーナー(Shiv Sena)議員などが、「(立ち退きを求められている)住民とともに闘う」など政治利用しようとしており泥沼化しそうだ。

MIALによると、エア・インディアはムンバイのカリナ(Kalina)地区とサハール(Sahar)地区で約75万平方メートルの空港用地を利用しているが、「(これまで国営企業だったこともあり)土地の利用料はきわめて少額なため、民間企業となった今後は商業料金を請求したい」とのことだ。

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なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。

=== 以下、同掲題メールの転載 ===
※2月24日付けのメール、件名「インド入国時の検疫措置(インドで発行されたワクチン接種証明書の扱い(運用変更))」


●インドで発行されたワクチン接種証明書を所持してインドに入国する方は、インドで発行されたワクチン接種証明書を事前にオンライン提出することにより、RT-PCR検査の陰性証明書の事前オンライン提出が不要となります。
●日本で発行されたワクチン接種証明書を所持してインドに入国する方は、引き続き陰性証明書の事前オンライン提出が必要となります。

1 インド保健・家庭福祉省によると、インドで発行されたワクチン接種証明書を所持する方は、日本からインドへの入国に際して、出発72時間前に検体を採取したRT-PCR検査の陰性証明書又はインドで接種したワクチン接種証明書(2回接種を証明するもの)のいずれかを事前にオンライン提出することが認められるとのことです(ワクチン接種証明書の提出によりRT-PCR検査の受検及び陰性証明書の事前オンライン提出は不要となります)。ただし、日本で発行されたワクチン接種証明書を所持し、日本からインドへ入国する方は、引き続きRT-PCR検査の陰性証明書の事前オンライン提出が必要となります。

(注)2月11日付で当館から発出した領事メール「インド政府による検疫ガイドラインの改定(入国後7日間の自宅待機等の解除)」の3において、「インド政府が指定する国からの入国者は、陰性証明書又はワクチン接種証明書のいずれかをオンライン提出することが認められますが、現時点では日本はその指定国にはなっていないため、日本からインドへ入国する方は、引き続きRT-PCR検査の陰性証明書の事前オンライン提出が必要となります」とお知らせしましたが、この運用に変更があったものです。

2 インド政府は検疫措置を頻繁に変更しています。中央政府、各州政府ともに今後も急に検疫措置を変更する可能性がありますので、最新情報の入手に努めてください。

3 日本外務省はインドについて「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」の感染症危険情報を発出しています。インドへの渡航を検討されている邦人の皆様におかれましては、渡航の必要性や時期について慎重に御検討ください。

このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

【問合せ先】
 在ムンバイ日本国総領事館領事班
 電話(91-22)2351-7101
 メール ryoji@by.mofa.go.jp

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続をお願いいたします。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete
=== 転載終わり ==


本日の練習






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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