ついに会えた、「おっさんサリー」ブランドの可愛いすぎるストール

 

Posted on 15 Mar 2021 21:00 in ASKSiddhiサリー部 by Yoko Deshmukh

うれしくてウキウキ、ワクワクしています。おっさんサリーが末永く繁盛しますように。



わたしにサリーの楽しさに触れるきっかけをくださり、折に触れて極上のモダンなサリーの着こなしや、とびきりかっこいいデザインはもちろん、エシカルで環境に配慮したブランドを惜しげなく教えてくださる @chitrini さん。

その @chitrini さんが「おっさんサリー」と命名され愛用されている、サリーや小憎らしいデザインのブラウスをはじめ、かわいらしいコットンのアパレルを、それぞれかなり限定数で扱うブランド、Metaphor Rachaさんで、ついに念願の買い物をした。
しかも、一時帰国中の日本から。

今回、狙っていたサリーが残念ながら売り切れてしまったため、実家の母へのプレゼントも含めて4枚のドゥパッタを注文した。

Metaphor Rachaさんのストール

日本までEMSで3週間ぐらい、送料は、実家のある福岡県の郊外部まで4枚のドゥパッタ(総重量1キログラム弱)が1,000ルピーぐらいだった(が、Metaphorさんからは800ルピーあまりしか請求されていない)。
途中、伝えられた追跡番号で「India Post」の追跡ページを確認したところ、ムンバイーの税関でだいぶ長く止められており、念のためお店に問い合わせすると「お客様の手元に確実にお届けすることは我々の使命」と、逐次アップデートしてくれたので、以降はまったく心配せずにひたすら楽しみに待った。

自分用に選んだのは、ヘタウマ風の黄色い牛さんたちがなんともキュートな1枚と、歪んだチェック柄と独特の色合いがたまらない1枚。
西ベンガルの手紡ぎ布デザイナー、Manas Ghoraiさんとのコラボレーションだ。
長さ2メートル、幅30インチ(およそ76センチ)。  
アゾ染料を使わない、手紡ぎ(charaka spun)、手織り100カウントの綿だ。

ちなみに「カウント」とは「カディを織るために使われる糸の細さ」で「100カウントとは1 kgから100ハンク(hank/かせ、1ハンクの糸の長さは、およそ1000 m分)分とれる細さ」の糸を用いている(参照: 『CALICOのインド手仕事布案内』、小林史恵著)。



 

ちなみに、「CALICOのインド手仕事布案内」はウルドゥー語の麻田豊先生のSNS投稿により教えていただき、予約購入していた。
忙し過ぎてゆっくり手に取る時間がなかったのだが、キヤリコの竹内恵子さんから自筆のお手紙も入っていて、ようやくこれから楽しみつつ、インドの布について学べたらと思う。
この貴重で素晴らしい書籍についても、後日詳細をリポートしたい。

商品の説明には、職人さんに公正で倫理的、かつ持続可能で環境に配慮した手段で作っていただいているとあり、安心して買い物できる。

肌に触れるとふわっと柔らかく、触れてみると繊細な織りがよく分かり、優しく温かみのある自然の色合いは、幸福感にあふれていて、とてもワクワクしている。
日本まで来てくれて、本当にありがとう。
そして、教えてくださった @chitrini さんに心から感謝だ。



左右端のストール2枚は、母への贈り物。
注文後、すぐに売り切れてしまった。
 


何とも言えない、この柔らかな手触りを、
ひとりでも多くの人に体験してもらいたい。
 


India Post(भारतीय डाक)、ありがとう。
 

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なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。

=== 以下、同掲題メールの転載 ===
※3月5日付けのメール、件名「全日空(ANA)による成田ムンバイ間の臨時便運航」

【ポイント】
●全日空(ANA)では、インド航空当局の許可を取得することを前提に、インド政府が設定したエア・バブルに基づく便として、4月10日、4月24日に成田発ムンバイ行、4月11日、4月25日にムンバイ発成田行の臨時便を運航することとなりました。
●ANAによれば、同便の予約受付・販売は既に開始しているとのことです。
●こちらの便は航空会社のウェブサイトでの予約受付・航空券購入が可能です。
●なお、日本外務省はインドについて「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」の感染症危険情報を発出しています。インドへの渡航を検討される場合は、インドにおける感染状況を踏まえ、渡航の必要性や時期について慎重に御検討ください。また、インド政府の外国人の入国に関するガイドラインに御留意願います。

在留邦人の皆様へ

 全日空(ANA)による成田ムンバイ間の臨時便が運航されることになりましたところ,お知らせします。なお、本件照会については、ANAお問い合わせ先までご連絡いただければ幸甚です。

1 全日空(ANA)では、インド航空当局の許可を取得することを前提に、インド政府が設定したエア・バブル(新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策としてインド政府が実施している国際定期旅客航空便の飛来禁止措置の例外措置)に基づく便として、4月10日、4月24日に成田発ムンバイ行、4月11日、4月25日にムンバイ発成田行の臨時便を運航することとなりました。

2 ANAによれば、同便の予約受付・販売は既に開始しているとのことです。なお、空席状況確認や航空券の予約・購入方法等はANAウェブサイトをご確認ください。詳しくは、ANAにお問い合わせください。
(ANAウェブサイト)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/

(ANAお問い合わせ先)
ANAムンバイ支店予約担当:bomrsvn@ana.co.jp(営業時間<インド時間>:9:00-18:00)
※英語/日本語での受付となります。
※上記の臨時運航便以外についてのお問い合わせ先は以下の通りです。
電話:     (インド国内)000800-100-9274 ※24時間対応 ※通話無料
        (インド国外)+81-3-4332-6868 ※24時間対応 ※有料

3 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、インド政府よりインド到着旅客に関する情報の提出が義務付けられています。ANAによれば、インドへの航空券を予約・購入された方は、出発の48時間前までに、必ずANAムンバイ支店予約担当に渡航に際し必要な情報の連絡が必要となるため、以下のANAからのお知らせを必ずご確認ください、とのことです。
(ANAからのお知らせ:各地域への入国条件変更/インドへ渡航のお客様へ)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/notice200501/#immigration

4 日本外務省はインドについて「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」の感染症危険情報を発出しています。インドへの渡航を検討されている邦人の皆様におかれては、インドにおける感染状況を踏まえ、渡航の必要性や時期について慎重に御検討ください。
(新型コロナウイルス感染症に関する皆様へのお願い:当館ホームページ)
https://www.in.emb-japan.go.jp/PDF/20200929_Coronavirus_j.pdf
また、以下のインド内務省入国管理局ホームページに、現在入国できる査証カテゴリーや査証取得手続き、事前の自己申告フォーム等の提出、入国後の自主隔離等、外国人の入国に関するインド政府のガイドラインが掲載されていますので御留意願います。
(インド内務省入国管理局ホームページ該当部分)
https://boi.gov.in/content/advisory-travel-and-visa-restrictions-related-covid-19-1

(各種情報が入手できるサイト)
インド政府広報局ホームページ
https://pib.gov.in/indexd.aspx
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
https://boi.gov.in/
在日インド大使館ホームページ
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/index_jp.html
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
=== 転載終わり ==


☆本日の1曲☆

 






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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