IT系の若き頭脳を競うコンテスト、「インテル・サイエンス・タレント・サーチ(Intel Science Talent Search)」で今年優秀賞に選ばれた40名に、3名のインド系アメリカ人が含まれていたことが分かった。
3月11日付NDTVが報じた。
受賞者らは3月11日、ホワイトハウスに米バラク・オバマ大統領を訪問し、直接祝辞を受けた。
今回受賞したインド系アメリカ人の3人は、サラネーシュ・プレムバブー(Saranesh Prembabu)さん、シャスワット・キショール(Shashwat Kishore)さん、そしてアンヴィタ・グプタ(Anvita Gupta)さんの3名。
賞金15万ドルが約束された最優秀賞などのトップは、いずれも逃した。
昨年はトップをインド系アメリカ人が独占したことで話題となった。
カリフォルニア州サンラモン在住の17歳、プレムバブーさんは、ナノ結晶格子におけるチタン酸鉛とルテニウム酸ストロンチウムの層を変化させる方法と、それらが電気的特性や磁気的特性に影響を与える可能性について研究、成果をなんらかの形で応用できないかを模索している。
ペンシルバニア州ウエストチェスター在住の18歳、キショールさんは、行列を使用して抽象代数を表現する数学プロジェクトで、基礎研究部門3位を獲得した。
アリゾナ州スコッツデール在住の18歳、グプタさんは、がんや結核、エボラ出血熱に効果のある薬剤を識別できるよう、コンピューターを「訓練」する機械を開発、すでに中国で結核の前臨床試験に活用が始まっているという。
全受賞者はこちらから:https://student.societyforscience.org/intel-sts-2015-finalists
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