ケーララ州で、牛肉消費禁止に抗議する「食肉デモ」

 

Posted on 12 Mar 2015 11:45 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

近年は、わたしも肉を食べる機会が滅多にありません。



マハーラシュトラ州における肉牛の畜産と牛肉消費の全面禁止を受けて、牛肉消費の割合の高いケーララ州ティルヴァナンタープラムで今月10日、食事のタブーが少ないキリスト教徒のみならず、ヒンドゥ教徒やイスラーム教徒もともに牛肉料理を囲むことで、「時代錯誤の法律」に抗議した。
NDTVその他メディアが報じた。
 
ケーララ州では日常的に、宗教を問わず多くの人が牛肉を消費しており、しかも食肉全体の中でも年間消費量が鶏肉の15万トンに対し、23万トンと人気が高い。
 
「牛肉を食べる会」に参加したヒンドゥ教徒もイスラーム教徒も、「牛肉を食べる習慣はケーララ州の文化であり、何を食べ、何を食べないかは、個人の信条に基づくものであるべきだ」と、マハーラシュトラ州政府の方針を非難した。
 
一方のマハーラシュトラ州内でも、牛肉加工業者や畜産業者のみならず、一般消費者も巻き込み、今回の改正州法の施行に抗議の意を露わにしている。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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