ガナパティ祭り初日と最終日は毎年、できるだけ下町に足を運んで現場の空気を感じたいが、同時に自宅にいる時にはテレビで終日中継をつけっぱなしにして、プネーだけでなくムンバイーのガナパティ様をバーチャル参拝するのが通例だ。
そんな昨日は最終日のヴィサルジャン(Visarjan)ということで、下町ラクシュミー・ロード詣でから帰ったらずっとズィー・マラーティー(Zee Marathi)をつけていたところ、思いがけないビッグニュースまで飛び込んできた。
なんと、ついにスィッキム州初の空港が、インド100番目の空港として開業したようだ。
What you need to know about Pakyong airport in Sikkim, India’s 100th airport - The Hindu
24日、ナレンドラ・モーディー首相はスィッキムの州都ガントク(Gangtok)から30キロメートルほど南に位置するパキョン(Pakyong)に新たに開業した同州初の空港の開所式に出席した。
インド100番目に当たるこの空港の開業により、この地域を目指す人々の流れが大幅に変わることになるだろう。
一般旅行者向けの開業は10月第1週からになる見込みで、当初はスパイスジェット(SpiceJet)航空のボンバルディアQ-400型機がアッサム州グワハティおよびベンガル州コルカタとの間を運航するとしている。
これまで、ガントクを訪れる人々は、西ベンガルのシーリグリー県にあるバグドグラ空港(Bagdogra)をベースに、そこから100キロメートル以上の陸路を経るしか方法がなかった。
中国との国境から60キロメートル、海抜4,500フィート(およそ1,370メートル)の丘陵地帯に位置するパキョン空港は広さ200エーカー(およそ81万平米)、総工費60.5億ルピーをかけて建設された。
滑走路の長さは1.75キロメートル、幅は30メートル、116メートルの誘導路を有し、インド空軍との共用となる。
空港ターミナルビルは広さ3,000平米で、最大100人ほどの旅客を収容できるとしている。
レアな雰囲気の新空港をいち早く利用した人にとっては、まさに「insta-worthy」な自慢ができることだろう。