ガネーシャ祭り直前のプネーを留守にしてマレーシアへ

 

Posted on 11 Sep 2018 21:00 in トラベルASKSiddhi by Yoko Deshmukh

ちなみに現在読んでいる小説「Crazy Rich Asians」にも、シンガポールを舞台にしているだけに、中華系マレーシア人ならではの言い回しや料理名などがたくさん出てきます。その面影を辿るのが楽しみです。



この記事がASKSiddhi(アスクスィッディ)に公開されるインド時間の11日午後9時、わたしは23時40分のシンガポール航空に搭乗するため、ムンバイー国際空港にいるだろう。

明日より1週間ほどプネーを留守にし、シンガポール経由でマレーシアを訪れる。
その前に手元に預かっている仕事をすべて終わらせてしまわなければならないので、この記事をタイピングしている11日午前現在、荷造りも旅行の準備も何もできていないまま、プネーの自宅にて必死でパソコンに向かっている。

まず、気になるマレーシアでのスマートフォン通信であるが、なんとエアテル(Airtel)が1,300ルピーの定額で、海外ローミング時も10日間最大3GBまで使い放題、通話は国際電話も含めて受け放題、かける方は200分まで無料というプラン(ちなみにわが家はポストペイドSIM)を用意していたので、今回は現地SIMを買わずにこれで過ごしてみることにする。

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このマレーシア旅行は、貯まっていて期限が切れそうだったシンガポール航空マイレージの特典航空券を利用して手配した。
ムンバイーからだとシンガポール往復2万5,000マイルに、燃料サーチャージや空港税1万円ぐらいが別料金としてかかった。
シンガポールからマレーシア国内各地へは、さすが本拠地だけあってエアアジアがたくさん運航しているし、国境の町ジョホールバルまで行ったらマレー鉄道やバスの便が豊富にある。
なお、初日および最終日のシンガポールとの往復区間の移動については時間的効率を重視してエアアジアを利用することにしたが、運賃が片道2,000円から4,000円ほどと大変安くて助かった。

12日早朝にシンガポール空港に到着したら、午後のエアアジア便でペナン島に移動し、数日間滞在する予定だ。
現地では人生初のAirbnbを利用する。
なんと3泊で7,000円にも満たなかった。
どのような宿なのか若干緊張しているが、詳細は現地からレポートしたい。

ペナンでは、プネーではなかなかありつけないシーフードはもちろん、何かと訪れる機会のあるシンガポールではちゃんと食べようとすると値段が高いため躊躇していたニョニャ料理や肉骨茶(バクテー)を堪能したり、場合によっては日本料理屋さんも覗いてみたい。

ただしマレーシアはホテル料金も含めて全般的に物価が安いようなので、次の目的地クアラルンプールではせっかくなので少しいいところ(それでも1泊7,000円)を予約した。
ホテルの予約は昨日になってようやく、「Agoda」や「Hotels.com」など色々と見たのち、結局マイルが貯まるのでANAウェブサイトの「海外ホテル予約」ページから行った。

ペナン島からクアラルンプールへは、初めてのマレー鉄道に乗車して移動するつもりだ。

クアラルンプール滞在中は、飲茶やアフタヌーンティーなどを安く楽しみつつ、近隣の標高2,000メートル級の高原地帯へ日帰り旅行したい。
また日本から持ち込んだ物品のうち、「無印良品のコットン」、「バファリン鎮痛薬」など、うっかり底を尽きそうなものが数点あるため、そうしたものを買い物するのも楽しみである。

マレーシアには10年以上前の冬、日本への一時帰国の際に当時福岡にも飛んでいたマレーシア航空を利用した際、ムンバイーからの乗り継ぎ時間が20時間以上あり、当時はそのような場合にマレーシア航空が「トランジット・ホリデイ」という、クアラルンプール国際空港付近のホテル滞在を無料で付けてくれるパッケージがあったので、ほんの数時間のみ立ち寄ったことがあった。

あの時、街には出ることはできなかったのだが、空港とホテルとの間を移動するバスの車窓から、インドと比較すると大変きれいな道路、整然と運転する車列、そしてホテルでは、併設のコートにテニスかバドミントンをしにやってきていた地元のマレー系富裕層とおぼしき方々の優雅で幸せそうな姿が印象的で、今でも鮮明に記憶に残っている。

ほぼ初めて訪れるマレーシア、大好きになる予感しかしない。

それでは仕事に戻る。





        



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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