インド鉄道主要駅キオスクでジェネリック医薬品を販売か

 

Posted on 10 Aug 2018 21:00 in トラベル・インド by Yoko Deshmukh

写真は大阪駅です。



急な発熱と体調不良を経験してみて、わたしが住んでいるプネー東部カルヤーニー・ナガル内にある24時間の薬局のありがたみを実感している。



 

おまけにフラフラの身体を押してクリニックを受診しても、処方される薬の内容によってはかえって別の方向で体調がおかしくなってしまう、わたしのような例もあるとすれば、かえって薬局で症状を伝え、必要な薬を自分で買った方がよかったのではないかとすら考えてしまいたくなる。

長距離の移動を余儀なくされるインド鉄道での列車旅においても、いつ体調が悪くなるか分からない。
そこでインド政府では9日、これからは鉄道駅のキオスクで、安価なジェネリック医薬品が買えるようにするとのインド鉄道局の決定を国会で発表している。
「Business Standard」電子版が伝えた。

Railways' multipurpose stalls to sell generic low-cost medicine at stations - Business Standard

キオスクで取り扱う医薬品は低価格のジェネリック薬に限るとしている。

現在、ムンバイーのチャーチゲート駅、ムンバイー・セントラル駅、アンデーリー駅などには既に薬局が併設されているが、今回の新しい取り組みでは低価格のジェネリック医薬品のみを販売するキオスクを、国内全主要駅に設置することを目標としている。

なお、インド鉄道では鉄道駅構内トイレのバイオトイレ化も推進しており、実現すれば国内全土に張り巡らされた鉄道網を起点とした国民の生活の質向上が図られていく日も近いかもしれない。





    



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



Share it with


User Comments