本日9日、待望されてきたスウェーデンの家具製造販売業、イケア(IKEA、現地読みでは「アイケア」)のインド1号店が、ハイダラーバードにオープンしたようだ。
After stores in 49 countries, Ikea plays 'Saare Jahaan Se Achcha' in India
記事によると600キロ南方のバンガロールから車を飛ばして駆け付けた客もいたようで、期待の高さを物語っている。
インド進出により、イケアにとっては全世界50番目の進出先となった。
報道動画の中で、カフェテリアのメニューに99ルピーのビルヤーニーがあったり、ご当地感もありそうだ。
もちろん名物のスウェディッシュミートボールも提供されるようだが、牛肉や豚肉の代わりに鶏肉または野菜を使うなどの配慮をしている。
また売られている商品にも、マサラボックス(数種類のスパイスを少量ずつ分けて入れられるようになっており、料理の時に効率よくスパイスを調合できるようになっている調理道具)など、インドの一般家庭でよく使われるものがラインナップされているようで、早く実物を見てみたい。
イケアはもともと、2006年にインド進出を目指していたが、規制が厳しくいったん白紙とした後、2012年より再び現地当局との交渉を続けていた。