ムンバイーとゴアを結ぶクルージング船、まもなく再開か
Posted on 21 May 2018 21:00 in トラベル・インド by Yoko Deshmukh
「パレス・オン・ホイール(Palace On Wheel)」ならぬ「パレス・オン・ウェイブ(Palace On Wave)」まで秒読みでしょうか。
コンデナスト・トラベラーのインド版を眺めていたら、ムンバイーとゴアを結ぶフェリーサービスが今年中に運航再開されるらしいことを知った。
もとの計画では昨年12月の運航再開を予定していた豪華クルージング船だが、遅れているようだ。
気になる運賃はなんと片道5,000ルピーという。
Mumbai-Goa ferry starts end-February; tickets to cost Rs5,000 - Condé Nast
上記記事中にリンクのあったDNAウェブ版の記事によれば、ムンバイーとゴアの間の航空運賃は片道最大3,000ルピーほどというから、かなり高額だ。
このクルーズ船に収容できる最大乗船客数は400名で、モンスーン季の4ヶ月間を除いた一年中航行する。
ムンバイーのマズガオン(Mazgaon)港国内線ターミナルからゴアのパナジまで、14~16時間の航行時間のうち、マハーラーシュトラ州沿岸のラーイガード、ラトナギリなどに寄港する。
一説には9月の再開が有力としている。
詳細は「India Today」電子版が少し詳しい。
Mumbai to Goa cruise service to start soon - India Today
クルージング船にはプールやレストラン、カフェやバーなどが充実しており、船旅を楽しむことができるようになっている。
少し調べてみると、2010年前後まで「Blue Ocean」という会社がムンバイーとゴアのクルージング船を運航していたようだ。
ちなみにムンバイーとゴアの間を結ぶ経路は、かつて海運が主流で、1960年代までは蒸気船が走っていた。
1990年代に入ると北欧製の頑丈なフェリーが、リゾート客を運んできたという。
昨年11月からは、ムンバイーとケーララ州コーチを結ぶクルージング船が就航、4泊かける船旅は、片道3万1,000ルピーから。
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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