※市場の写真を撮影されている小林さんのマネで、近所のキラナに出回るスイカ。
今年に入ってから、写真家の三井昌志さんや、インド食器「アジアハンター」を経営されつつインド食文化研究家でもある小林真樹さんなどの、第一線で活躍するすごい方々が、初めてプネーの地に足を踏み入れられ、幸運にもそのお仕事ぶりを、束の間ながら間近に見せていただく素晴らしい機会に恵まれた。
それからは、おふたりのTwitterやFacebookのアカウントをフォローし、それぞれが日々、インド旅の途上で目撃されている、目を奪う光景に夢中になっている。
2018年3月23日現在、小林さんはレーにご滞在中で、相変わらず旺盛に珍しい風景や食べ物、温かな眼差しをした人々の写真を撮影され、そこに興味関心を喚起するコメントを添えてアップされている。
本日はなんと、偶然乗り合わせたタクシー運転手さんのお宅に、やや強引に昼食の申し込みをされたようで、その尋常ならざる行動力と日本人離れした交渉力に、SNS上のファンが湧いていた。
一方、先日ヴァラナシで3日間に渡り、日本人の写真愛好家を対象としたワークショップを終え、まもなくインド6周目の旅を締めくくられる三井さんは、本日マディヤ・プラデーシュ州の素敵なお宿に巡り会えたようで、見守るこちらもうれしい。
このような情熱の権化のような、わたしにとっては「先生」ともお呼びしたい方々に、一瞬とは言え個人的にお目にかかることができただけで、その炎を分けてもらえた。
わたしも今、やりたいと心から思うことは、なりふりかまわずやってやろうと決意している。
そんな本日、まさにタイムリーなことに、インド最南端カニャークマリから、最北端のレーまで、バイク2人旅を敢行している女性ライダーたちが「The Better India」に紹介されていた。
129 Hours Across India: Here Is an Amazing Motorcycle Ride by Two Women! - The Better India
2人の名前はアムルタ・カシナート(Amrutha Kashinath)さんと、シューブラ・アチャリヤ(Shubra Acharya)さん。
うちシューブラさんは2010年からバイクに乗り始め、2014年に「Traveling Circus」という辺境旅行専門会社を立ち上げ、インドはもちろん、ブータンやスリランカ、ネパール、ヒマラヤなどをバイクで駆け巡るツアーを企画したりしている。
今回のインド縦断旅を実行に移す前は、昨年はバンガロールからシッキムを通過してブータンまで到達し、ビハール、ウッタル・プラデーシュ、ベンガル北部などを経て戻ってくる経路のバイク旅を、45日間で走破している。
今回の冒険旅に挑むにあたり、アムルタさんをパートナーに選んだ。
「どこへ行っても親切な人たちが必ずいた」というシューブラさんは、それでも「夜間は移動しない」と決めているという。
2人はインド縦断、距離にして○キロメートルを、なんとわずか129時間で走破するという、すごい記録を樹立した。