福岡で、目からうろこの手話レッスン初級コースの受講を開始

 

Posted on 20 Dec 2017 22:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

やすみさん作の曼陀羅アートも圧巻でした。



昨年、機会があって福岡にて受講したセルフブランディング講座、「かさこ塾」で知り合った、パステル曼荼羅アーティストの「やすみさん」から、念願の手話個人レッスンを一時帰国中の福岡で受けることができた。

レッスン場所となったのは、福岡市中心部の薬院にあるブックカフェ、「オチコチ」。



 

このお店はホームメイドのホットサンドやケーキが評判のようなので、この日はリンゴと紅茶のパウンドケーキをいただいた。
バターの香りとともに立ち上がる紅茶の風味が鼻腔をくすぐり、大きめにカットされ、焼き込まれたリンゴのフルーティーな食感がよく合う。
暖房の効いた小さな店内は家庭的な雰囲気で、心も体もほっとした。

やすみさんは可愛らしい女性だが、手話教師としての手腕は最強だ。
生徒の状況に合わせて興味関心を引き出し、「伝えたい」という気持ちを最大限に高める、様々な工夫が随所に凝らされていて、膨大な知識と技術が垣間見られた。

わたしが受講している初級コースは全5回。
初回だったので、手話の概念や背景から入った。
ちなみに今回一時帰国中に全5回の受講が叶わなくても、「ゆっくり進めましょう」と言ってくださったのは心強かった。

やすみさんによれば、日本語やその他言語との違いはもちろん、日本国内でも地域によって方言があるように、手話表現の相違があるそうだ。
しかし何よりも大切なのは「伝えたい」とか、「意思疎通したい」という気持ちの強さだとおっしゃった。

その後、さっそく基本的な挨拶、「ありがとう」や「ごめんなさい」などのよく使う表現、そして自分の名前の言い方を学ぶ実践編に移り、2時間のレッスンが驚異的なスピードで過ぎていった。
わたしにとっては新しい言語を学んでいる時と同じ新鮮な感覚で、一刻も早く実生活で使いたくなった。

2時間の初回レッスンを終えてみて、手話の表現の豊かさに魅せられ、もっと早く学んでおけばよかったと悔やまれるほど楽しかった。

やすみさんは日本語手話のレッスンを随時開催されている。
関心がある方は、やすみさんにお繋ぎするので、ぜひお寄せいただきたい。





      



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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