※写真はゴア、ダボリム・ビーチ付近。
 

むしろ今まで許可されてなかったんだっていうことに驚きを禁じ得ない。

マハーラーシュトラ州政府は沿岸コンカン地方、総延長720キロにも及ぶ海岸線に連なる町村で、ビーチ沿いの飲食店に酒類の提供を許可することで、南に連なるゴアとひと続きになる観光地を整備しようと画策しているようだ。

Maharashtra govt plans shacks like Goa’s on 720km coast - The Times of India

By Maharashtra_locator_map.svg: Cc-by-sa-3.0
derivative work: Abhijitsathe (talk) - Maharashtra_locator_map.svg, CC BY-SA 3.0, Link

ただし（時にすさまじい風雨が吹き荒れることで知られる）モンスーン期の6月から8月までの3カ月間は除くとしている。

こうした「シャック（Shack、海の家のようなもの）」と呼ばれるビーチ沿いの飲食店では、新鮮なシーフードを味わいながらビールを楽しめるようになる見込み。
ただし酒税のないゴアのように安くはないので、まさに浴びるように飲む、などというわけにはいかないだろう。

麻薬密売などの違法な行為を防ぐため、こうした店が州政府の営業許可を得るには、監視用CCTVの取り付けを義務付けるとしている。
夜10時以降に大音量の音楽を再生したり、就労ビザを持っていても外国人が就労したりすることは禁止される。
許可のない店舗は強制撤去の対象となる。

なお新しくビーチ沿いにシャックを建てる場合、環境に配慮した素材を用い、消火設備や救急設備を備えた全天候型の堅牢な建物を建設しなければならない。