※このこは「団地のヒョウ」、デブ猫ちゃんです。
インドならではの「動物ネタ」である。
「The Times of India」電子版が、グジャラート州ギール・ソームナート(Gir-Somnath)県の村で、ヒョウに襲われそうになった友達を助け出した7歳の少年について報じていた。
7-year-old boy saves friend from leopard's jaws in Rajkot - The Times of India
自然公園に囲まれたアラティヤ(Arathiya)という村では、しばしば村人たちがヒョウに覆われる事故が発生してきた。
7歳のジャイラージ・ゴーヘル(Jairaj Gohel)くんと一緒に遊んでいた友達は、不幸にしてそうした遭遇をしてしまった村人の仲間入りをすることになった。
ある日、家のすぐ外で遊んでいた時、突然茂みに隠れていたヒョウが友達に飛びかかってきたという。
ヒョウに友達が引き摺られそうになった時、幼いジャイラージくんは勇敢にも、とっさに地面に落ちていた石を拾って投げつけた。
しかし、そんなことではヒョウが怯まず、なおも友達を引き摺って連れ去ろうとする。
絶体絶命のピンチの中、ジャイラージくんはなんと、今度は石に代わって大きな音が鳴るおもちゃを投げつけた。
すると聞いたこともない奇妙な音に驚いたヒョウは、友達を解放して一目散に元の茂みに逃げ込んだ。
駆け付けた森林局は、ジャイラージくんが在学する小学校の校長先生と一緒に、その勇敢な試みを称えた。
校長先生は、「大人でもヒョウが目の前に飛び出してきたら足がすくむ。ましてやこんな小さい子ならなおさらだ」と驚きを隠せない様子だ。
わたしがジャイラージくんだったら、一目散に大人の助けを求めに走り去ってしまっただろう。
普段からヒョウの出没を身近に見聞きしていたから、心の準備ができていたのかな。
それにしても、立派な男の子だ。