ムンバイー都市圏で、公認タクシーとオートリクシャーの電気自動車化か
Posted on 22 Jul 2017 23:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh
個人的には、屋根にソーラーパネルを取り付けた燃料自給自足式の車両が早く出て来て欲しいです。
これが現時点では政治家の公約の域を出ていないとしても、少なくとも環境問題に対するインドの真摯な姿勢を体現する一端となっているのではないだろうか。
マハーラーシュトラ州政府は、ムンバイー都市圏(Mumbai Metropolitan Region:MMR)で行政の許可を得て運行している、黒と黄色に塗装されたタクシーやオートリクシャーをすべて、排気ガスゼロの電気自動車化すると公言している。
Electric taxis, autorickshaws on Mumbai roads soon - Hindustan Times
同政府は現在、騒音・大気汚染対策の一環として、タクシーやオートリクシャーの営業免許の新規発行を凍結しているが、電気自動車であればこの限りではなく、MMRの市道で新たに営業できるとする特例を今月18日、発表した。
現在MMRで大気汚染物質の排出が少ないとされる圧縮天然ガスまたは液化石油ガスで運行する車両は、オートリクシャーが25万台、タクシーが5万台とされている。
同州ではさらに、MMR域内で営業運行する電気自動車は、アプリで配車できるようにするとしており、インド全土で初めての試みとなる見込みだ。
昨年5月、同州では民間の配車業者にも電気タクシー運行事業の営業許可を出したほか、黒と黄色の公認電気オートリクシャーを、プネーの工業地帯ピンプリ・チンチワッド地区でも運行登録することを認めているという。
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Yoko Deshmukh
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インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
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