リスボンからポルトへ日帰り旅行:急行列車なら片道3時間の快適な旅が可能

 

Posted on 06 Nov 2016 11:30 in トラベルASKSiddhi by Yoko Deshmukh

ポルト観光の中心地、サン・ベント駅の構内には、「アズレージョ(Azlejo)」と呼ばれるタイル張りの内装を持つ見事なつくりでした。



本日はプネに住むポルトガル人女性、エルガ(Helga)さんの勧めであらかじめ列車のチケットをインターネット予約して、リスボンから日帰りでポルトの旅を楽しんだ。

ポルトガル鉄道のインターネット事前切符予約 Posted on 26 Oct 2016

朝5時過ぎに起きて身支度を整え、6時過ぎにウーバーを呼んで15分でサンタ・アポローニャ駅に到着、7時発の列車に乗って10時前にはポルトのカンパーニャ駅に到着した。
リスボンの早朝の空気も冷たかったが、ポルトはさらに北にあるせいか、すっかり晩秋の気配で、日なたは暖かくても日陰は昼下がりでもかなり冷え込んで、ポルトガルの寒さを舐めて日本から持ち帰っていた綿と麻の春用コートしか持参してこなかったことを後悔した。
首巻きはあったのでだいぶ助かったが。

カンパーニャ駅からは近郊列車で1駅で、観光の中心地サン・ベント駅に行ける。
凍える身体を駅の自動販売機で買った温かいコーヒーで癒しながら列車を待った。

帰りは18時47分カンパーニャ駅発の列車で、リスボンのサンタ・アポローニャ駅には22時前には戻った。

ひとつ誤算は、日曜日はリスボンもポルトも店休日としているところが多く、伝統あるポルトのカフェ「マジェスティック」も、リスボンに戻ってからのパステラリア(軽食とコーヒーやワインを食べられるカフェ風の食堂の総称)もほとんど営業していなかったこと。

おまけにポルト・マラソンとバッティングしており、あらかじめ予約していたホップオン・ホップオフ(Hop-on Hop-off)観光赤バスがサン・ベント駅側しか回ってくれず、ドン・ルイス1世橋を渡ったドウロ川対岸にあたるヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区のワイナリー巡りを、夕方まで運休していたこと。
しかしなんとか、列車の時間までに徒歩でワイナリー巡りをすることができた。

ポルトへの珍道中、今回は日程の都合上、やむなく日帰りとなったが、街の美しさと歴史の古さに感銘を受け、次回はぜひ宿泊してゆっくりと散策し、見て回りたい。
ポルトの旅の詳細についても、記事を改めて詳細を綴りたい。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



Share it with


User Comments