短期間でお金がどんどん飛んでいく経験

 

Posted on 29 Jun 2016 23:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

共有し、還元することの大切さを実感しました。



ラーダちゃんとの東京紀行、そして日本見聞紀行も、終盤に差し掛かってきた。

今回はラーダちゃんが来日し、福岡に到着してからこの東京旅行までにも、長崎のハウステンボス1泊旅行を含めて様々なところへ一緒に出かけたのだが、その出費はいちいち、普段の日本滞在時に自分が使う金額の数倍かかってくるので、どんどん現金が流出していき、正直に言ってあせる。

旅費は3〜4人分となると1回に10万円単位だし、どこへ行くにも交通費は常に3倍、うどん屋ひとつにも4人だと3000円ぐらいは平気でかかる。
ラーダちゃん念願の東京ディズニーリゾート(今回は本人の希望でディズニーシーに行った)は、本人の興味関心の度合いを慎重に吟味して、今回はナイトパス(1名4200円)での利用とさせてもらった。

相当のお金がかかることは予測していたつもりだったが、これだけびゅんびゅんと現金が飛んでいくのを目の当たりにすると、わたしの弱い精神力ではもたず、結局、仕事を入れさせてもらうことにした。
そもそも、つい何でも世話を焼いてしまうわたしがどこまでもついていくよりも、シッダールタさんとラーダちゃん、2人の外国人で行動してもらったほうが、日本のことをある程度は純粋な観点から捉えられるのではないかとも思う。
シッダールタさんの協力もあって、なかなか充実した旅を楽しんでいるようだ。

そしてもし、わたしに子供がいたら、日本へ一時帰国するたびに、同程度の出費を覚悟せねばならないので、現在のように頻繁に帰ってくることはとても無理だったろう。
改めて「一家の大黒柱」として、家族3人以上の扶養を一手に引き受けている人たちの偉大さに考えが及び、だからこそ、お金はもちろん、自らの持てるものを社会に還元し、何らかの形で貢献することの大切さを身にしみて体験している。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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