福岡からナーグプルへ、「ミドリストア」のサオジ修行

 

Posted on 01 Feb 2025 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

ご兄弟およびスタッフのみなさまが、健康第一に活躍することを祈ります。写真はKatakirrr Misalの激辛「Misal Pav」を堪能する隆志さん。



ナーグプルで修行したシェフが手がけ、師匠のお墨付きを得た本物のサオジ(saoji)を日本で唯一、食べられる福岡の店「ミドリストア」。



 

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その店主である隆志さんが、ナーグプル帰りにプネーに立ち寄られた。
店主の隆志さんは、福岡、東京、そして日本全国にサオジを広めることを通じて、将来サオジを軸に社会をつなぐことを目指す。
また、日本人の味覚には合いそうなのに、まだまだ日本では馴染みが薄いパールスィー料理の研究もされている。

あくまで個人的な意見として、世界一健康に良さそうな日本料理を差し置いて「健康にいい南インド料理」を提唱する流れには、気持ちは分かるけどピンとこない部類だったわたし。
シッダールタ実家のあるアコラ(Akola)など、激辛料理に慣れている身としてひいき目に見ているとしても、ガツンとしたスパイスの滋味を体験できる刺激的なサオジは、いわゆる「家系」の油ギトギトラーメンがもてはやされる日本でも、流行ることはあっても廃れることはないような気がする。
特に隆志さんによると、ミドリストアでは使う油には相当な投資をして良質なものを使用しており、胸焼けを起こさないよう細心の注意を払っている。

隆志さんはミュージシャンとしても活動、ドイツや南米でも次のような作品をリリースされている。



 

多才な隆志さんが率いるミドリストアが、これからご自身が思い描く通りに成長していくことを願う。



隆志さんのサオジにお墨付きを与えるナーグプルの師匠
(隆志さんより提供)






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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