デリーで、大気汚染による在宅勤務命令

 

Posted on 21 Nov 2024 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

大気汚染はもちろん困るけど、在宅勤務はうれしいな。写真はすてきなデリー空港ターミナルです。



深刻な大気汚染により、デリー行政は20日、行政機関を含む官民企業に対し、可能な限り従業員の通勤を避け、在宅勤務を導入する命令を出した。

Delhi govt. implements work-from-home policy amid severe pollution

病院や電力、水道、衛生、交通などの必要不可欠なサービスは通常通りとしている。

この命令は、デリー首都圏(NCR)および隣接する地域の大気質管理委員会(Commission for Air Quality Management、CAQM)が、デリーの大気を段階的対応行動計画(GRAP)の最も厳しい「ステージIII」および「ステージIV」に相当する状態であると判断したことを受けてのもの。

CAQMは、在宅命令をデリー、グルガオン、ファリダーバード、ガジアバード、ゴータム・ブッダ・ナガルの学校に発出、授業をオンラインで実施することを義務付けた。

一方、政府の汚染管理委員会(Central Pollution Control Board)が毎日発表する速報によると、NCRの大気の質は2日連続で「かなり深刻(severe plus、指数460)」を記録した後、20日にわずかに改善して「深刻(severe、指数419)」となっている。
AQIは、0~500のスケールで大気汚染を測るもので、数値が301~400の場合は「非常に悪い(very poor)」、401~450の場合は「深刻(severe)」、451~500の場合は「かなり深刻(severe plus)」とされる。

地球科学省(Ministry of Earth Sciences)のデータによると、近隣州(ハリヤーナー州、ウッタル・プラデーシュ州、ラジャスターン州、ウッタラーカンド州、マッディヤ・プラデーシュ州)での刈り株の焼却による大気中のPM2.5の含有量は19日、19.82%と記録された。

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Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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