ドイツ語の勉強は現在、A1コースに続き、プネー在住ドイツ語ネイティブのソニアさんよりA2レベルのコースを履修中である。
ソニアさんの授業は、だんまりで聴講することは基本的に許されぬ、非常にインタラクティブで緊張感の高いもので、しっかり予習しておかないと恥ずかしいし、何も発言できなくてもったいない。
また特に学習者が苦手意識を抱きがちな、基本的文法規則を効率よく学べるように工夫されているので、わたしとしては初めて、ドイツ語の壁を少しずつ越えていけるような気がしている。

このようにして、ソニアさんのおかげで大いにドイツ語学習を楽しむ中、やはりプネーで「コーヒーミートアップ」などでお世話になっている、ドイツに本部を置く国際交流団体「InterNations」がオンラインで主催する「German Morning Coffee」に先日、参加してみた。

これはA1からC2まで、レベルを問わずドイツ語学習者だれもが参加できる、1時間の茶話会である。
イベント告知ページを見ると、参加人数が世界中から115人とかいう巨大なものになっていたため、興味本位で登録してみたら、当日Zoom上に現れたのは15人程度に過ぎなかった。
しかし参加者の国別では、イタリア、インドネシア、わたしとソニアさんのインド、ドイツなど多岐にわたり、現代のサイバー茶話会バンザイな体裁となっていた。

モデレーターは「あなたとドイツ語をつないだきっかけは」とか、「好きなドイツ語の単語は」などドイツやドイツ語と関係あるもの、または「50後の世界の予想は楽観的か、悲観的か」、「好きな曜日と、その理由は」など、イエス・ノーで答えられないさまざまな質問を、ドイツ語で投げかけ、それに参加者らが答えるという形式。
わたし以外に、ドイツ在住の男性がまったくの初級レベルで、話すのに四苦八苦する中で、他の参加者はレベルの違いはあっても、比較的しっかり意思疎通できており、うらやましく感じつつ、学習モチベーションは上がった。

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