フードデリバリーからモデルに転身したムンバイーの男性

 

Posted on 31 Aug 2024 21:00 in エンターテインメント by Yoko Deshmukh

常々、ゾマト(Zomato)やミントラ(Myntra)でポチした注文を届けてくださる方々は、なぜか笑顔が爽やかなイケメンが多いなぁと感じていたんでした。



かつてフードデリバリー業に従事していたムンバイーの男性が、プロのモデルに転身したという話題を見つけた。

Mumbai Man Was Once A Delivery Agent. He Is Now A Fashion Model

サヒル・スィン(Sahil Singh)氏は、ムンバイーで生活費を稼ぐため、スウィギー(Swiggy)のフードデリバリー業や、ファストフード店(Burger King)での調理業務などに従事しながら、ようやく夢だったモデル業の仕事を獲得した。

フードデリバリー時代の収入は月額1万8,000~2万2,000ルピーほどだったと話す。
スィンさんは露店での販売業をしていた2009年、あるポスターを目にしたことをきっかけにモデルに憧れ、200回近いオーディションを受けてきたが、今年(2024年)「Streax」に選ばれ、ようやくランウェイを歩くことが叶った。

スィンさんによれば、自身の身長は5フィート10インチとモデルとしては低いため、「ランウェイを歩かせてもらうことを、ヒールを履くという条件で承諾してもらった」と話す。

ソーシャルメディアでは自身のブランディングだけでなく、モデル志望者向けのヒント、男性の身だしなみやスタイリングに関する情報を共有する。

モデルになるまでのスィンさんの苦労は想像に余りあるが、少なくともインド社会の一端に、その人の境遇や、(この場合は低身長などの)ステレオタイプにこだわらず、機会を与える場があることを知って、少し勇気づけられる。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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