ソフトバンクが出資するオーラ・エレクトリック（Ola Electric）が、EV自動車の発売計画を中止したことを、関係者が語った。

SoftBank-backed Ola Electric suspends India car project to focus on scooters, bikes, sources say

同社は2022年、2024年までに4秒以内で時速100キロに達するEVスポーツカーを発売する計画を発表、今年8月に予定されている新規株式公開（IPO）で約6億6,000万ドルを調達する予定だが、今後は電動スクーター事業に注力する

電動スクーターは国内で人気が高まっており、インフラ整備も急速に進んでいる。
今年6月までに販売された台数はおよそ48万3,000台にのぼったが、世界第3位とされる自動車市場で同時期に販売されたEV乗用車はおよそ4万5,000台と伸び悩んだ。

来月の同社の株式公開は、国内では今年最大規模のIPOに数えられている。
同社は依然赤字ではあるものの、創業から3年で電動スクーターの市場シェアを46パーセント伸ばした。
一方モディ政権が昨年、業界へのインセンティブ（PLI）を削減したことを受けて、同社は販売目標を大幅に引き下げた。

同社創業者、バビッシュ・アガルワル（Bhavish Aggarwal）氏によると、同社はタミル・ナードゥ州に電動スクーター工場を有する。

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