石油サービス会社シェル（Shell）が、合成燃料、アンモニア、グリーン製鉄などの大規模産業用途向け固体酸化物電解装置（solid oxide electrolyzer、SOEC）モジュールの設計で引き続き協業するため、バンガロールのセレス（Ceres）と第2段階の契約を締結した。

The Hydrogen Stream: Shell awards 10 MW SOEC module contract to Ceres

セレスは2022年から、バンガロールにあるシェルの研究開発施設に1メガワットのSOECシステムを導入している。
同社によると、今回の契約ではこれを数百メガワットに拡張できるようになり、産業プラントと統合して持続可能な燃料を生産するための加圧モジュール設計の開発に注力する。

ドイツ、オーストリア、イタリアは、共通利益プロジェクト（Project of Common Interest 、PCI）として北アフリカ地域から3国のハブに水素を輸送する「SoutH2 Corridor」の共同開発に合意している。

ベルギーのジョンコッカリル（John Cockerill）は、石油サービス会社SLBの主導による投資で、米国、インド、アラブ首長国連邦に電解槽の生産およびサービス拠点を設立することで世界的なプレゼンスを拡大しており、モロッコとベトナムにも同様の投資を計画している。

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