バジャージ、エジプト向けに小型四輪車の輸出を開始

 

Posted on 06 May 2024 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

オートリクシャー以上乗用車未満の、こんな乗り物があったなんて。(Image from Bajaj Auto)



プネーを拠点とする小型自動車メーカーのバジャージ・オート(Bajaj Auto)が、2023年度の国内市場販売台数が自動二輪車223万7,118台(前年比24パーセント増)、自動三輪車46万3,413台(前年比54パーセント増)となり、ともに国内最大の輸出台数となったことを発表した。

Bajaj Auto begins exporting Qute to Egypt, electric Qute in the works

また2019年度に国内で発売された初の小型四輪車(LCV)である「Bajaj Qute」のエジプトへの輸出を開始した。
エジプトは同社にとって、自動三輪車の主要輸出先となっており、これまでおよそ50万台の自動三輪車(Bajaj RE)が出荷されてきたが、2021年末に同国政府が自動三輪車(現地では「トゥクトゥク」と呼ばれた)の輸入を禁止していた。

一方、同政府はすべての自動三輪車を段階的に四輪車に置き換える計画を進めており、「Bajaj Qute」のような小型低価格車に注目が集まっている。

「Bajaj Qute」は13.2馬力と、18.9Nmのトルクを発生する216CCの単気筒水冷エンジンを搭載しており、CNGとLPGいずれの燃料も使用できる。
実際、同モデルの販売台数は海外の方が多く、2016年度からこれまでの輸出台数は、トルコとガーナを中心として2万7,000台を超える。

同社によると、EV版「Qute」の開発も計画されている。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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