プネーの植物園、野鳥の調査結果を公開

 

Posted on 22 Mar 2024 21:00 in トラベル・インド by Yoko Deshmukh

大昔に行ったきり、また行こうかな。



プネー南東部、広さ39エーカーの植物公園「エンプレス・ガーデン(Empress Garden)」では、園内にある環境センター「Rupa Rahul Bajaj Centre for Environment & Art(RRBCEA)」で生息または飛来する鳥類のサンプリングと調査を、2022年後半から1年間にわたり体系的に実施した。

Pune’s Empress Garden conducts first systematic bird survey, records peculiar behaviours

Empress Garden



 

野鳥観察愛好家をはじめとする地元のボランティアも参加して実施された調査では、85種以上の鳥類が確認された。

「ある時には、1本の木に2時間以内に4種のヒタキが止まっているのが見られた。これは、園内に昆虫の個体数が豊富で、営巣場所が安全であることを示す。また空洞に巣を作るため、高い木が必要なインドコサイチョウの営巣行動も園内で見られた」調査を率いた研究者。

調査結果は今月23日、小冊子「Birds of Empress Botanical Garden」として公開される。
冬季の植物園にはオオハクセキレイ、ハイイロオウチュウ、ノドアカヒメアオヒタキ、クロエリヒタキなど、少なくとも9種の渡り鳥が飛来している。

調査中、観察者らはまた、気候変動による地球温暖化の影響で、渡り鳥の飛来時期が早まっていることも確認した。
暫定的な調査結果では、通常11月か12月に飛来していた渡り鳥たちが、10月初旬に姿を現すなど、より詳細な毎年の調査が必要とされる。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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