標高の高い都市として、ラダック州レーでは国内の他都市に先駆け、現状5台の水素燃料電池バス運行による、環境に配慮したモビリティをメインに運用する。

Leh Sets Course for Zero-Emission Travel with India's First Hydrogen Fuel Cell Buses

これに先駆け、国立火力発電公社（National Thermal Power Corporation、NTPC）と州運輸局（Transport Department, UT Ladakh）との間で覚書（MoU）を締結した。
両社は州内における水素燃料プロジェクトについて、水素燃料電池バスの運行ルートやスケジュールを議論し、また太陽光発電所を意識した最適ルートなどについて議論を交わした。

特に、ラダックを訪れる観光客に対する企業の社会的責任（CSR）の取り組みを通じた酸素ボンベの準備や、環境保全しながら地域の観光インフラを強化するための多面的なアプローチが求められ、ラダックをインド初の完全なカーボンニュートラル州・直轄領にするための、州首相以下のビジョンを確認した。

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