天国に近いコワーキングスペース、アンジュナの「Clay」

 

Posted on 16 Jan 2024 09:00 in トラベルASKSiddhi by Yoko Deshmukh

古い建物を少し改装した施設のためか、館内を漂う匂いが建て替え前のシッダールタ実家のそれに似ていて、懐かしいような気分になりました。



せっかくゴアに来ても、前日に引き続き仕事がみっちり詰まっていた。
しかし連日にわたり母たちを連れ出してくれていたシッダールタの提案で、パナジから北へ20キロメートル、かつてヒッピーたちの楽園と呼ばれていたアンジュナ(Anjuna)にある、ビーチまで徒歩3分というコワーキングスペースを利用してみることにした。
 


ロケーションだけでなく、笑顔がチャーミングで親切なスタッフ陣が、アットホームで雰囲気も素晴らしいコワーキングスペースを作っており、3~4時間ほどの滞在だったが気分よく集中して仕事できた。
また連日の寝不足で途中、眠くて仕方がなくなってしまったから、目覚ましをかねビーチまでふらっと散歩に出かけるなど、どこの億万長者かというほどのぜいたくもでき最高だった。

思えばインドに住んでウン十年、フリーランスになって10年あまり、ゴアに来ても完全にフリーということはなく、安宿やコテージ、テントなど、滞在先で蚊たちと仲良く深夜まで仕事というのがわたしのスタイルだったので、いささか生意気だが「時代がやっと追いついてきたな」と感慨にふけるのである。

利用料金はドロップインが1日399ルピー、インターネットは爆速だ。
またドロップイン利用者は、館内で提供されるフードや飲み物メニューを20パーセント引きで楽しめる。
フードはターリー180ルピーなど。
わたしは全粒粉のココナッツパンケーキをいただいた。
いかにも料理の腕が立ちそうな感じの女性が運んできてくれ、そしてもちろん美味だった。
バーも併設されているので、お酒大国ゴアで、仕事後の一杯もぜひどうぞ。
 


エアコンつき、エアコンなしの部屋があるので、
気分に応じて出たり入ったり。
 


ザ・家庭料理という感じのターリー。
味わいがやさしくて、とってもおいしかった。
 


ゴアと言えばパンケーキ。
こちらは全粒粉とココナッツを使った、
もっちりしつつ胃もたれしない一品。
 

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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