メトロが一部開通したとは言え、慢性的に渋滞し、またオートリクシャーやタクシーの不足するプネーの日常は、通勤や帰宅の足をどう確保するかという悩みと切っても切り離せない。
そんな中、ある若者が思いついた行動が話題になっている。

Pune youngster’s traffic hack goes viral: Turns Zomato into ride-hailing platform Ola, Uber

何をやってもタクシーもオートもつかまらなかった若者が最終的に考えたのは、フードデリバリーアプリの「Zomato（ゾマト）」を利用する、というもの。

つまりこうだ。
自宅から配達圏内にあるマクドナルド（McDonald's）まで行ってそこでオーダーし、配達員がそれを受け取りに来るのを待つ。
近年はアプリ上で、「配達員がレストランに到着しました」と知らせてくれる仕組みになっていて、その方とのメッセージのやりとりもできるようになっている。
その時に配達員と交渉し、オーダーと一緒に自分も自宅まで「届けて」くれるよう頼む、というものだ。

ただし、配達員によっては首を縦に振らない場合があることも頭に入れておかなければならないし、同じことを今後、試みようとしても、Zomato側が禁止することもあるだろう。
ちなみに若者が配達員に、「（自分という）人間の」配達料金を割り増しで支払ったのか否かは分かっていない。

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