ロボットアームを活用した外科手術で優れた貢献をしたとして、ワッティクティ財団（Vattikuti Foundation）主催の国際的なロボット手術コンクール「KS global robotic surgery innovation competition」で、インドから4名の外科医が優秀賞に選ばれた。
うちプネーからはルビー・ホール・クリニック（Ruby Hall Clinic）のアディティア・クルカルニ（Dr Aditya Kulkarni）医師が受賞している。

Global honour for Pune-based surgeon for innovation in robot-assisted surgery

選考は、応募時に提出された手術動画を評価する方式で行われ、授賞式は今月8日、ベルギーのゲント（Ghent）にあるオルシ・アカデミー（Orsi Academy）で行われた。

インドの医師らは、低侵襲ロボット手術を使用した甲状腺腫瘍を除去術などが評価され、4人中3人が上位10件入りするなど健闘した。

クルカルニ医師は、上腹部に血液を送る腹腔動脈にある胸部の組織が、弓のような帯状になって圧迫されることで引き起こされる正中弓状靭帯（MAL）圧迫症候群の患者へ、ロボット支援手術を実施して成功させた症例が紹介された。

4回の審査を経た141件の応募の中から上位3件が選出された。

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