1980年代から1990年代にかけて、プネーはサイクリングが快適な街で、「サイクル・シティ(Cycle City)」などと呼ばれていたことを初めて知った。
「Pune Mirror」が教えてくれた。
Wheels of Wisdom
例えば、カントンメント(Cantonment)エリアにあたる新市街のキャンプ(Camp)からカードキー(Khadki)までは15分、デッカン(Deccan)からイェルワダ(Yerwada)、シヴァージーナガル(Shivajinagar)からピンプリ(Pimpri)までは20分、それぞれ自転車で移動できたというが、現在は慢性的な渋滞のため、自家用車でもこの2倍はゆうにかかるだろう。
キャンプからカードキー(およそ12キロ)
デッカンからイェルワダ(およそ8キロ)
シヴァージーナガルからピンプリ(およそ15キロ)
その後、プネー行政は無計画に道路や高架橋、橋を建設し、1990年当時は全長400キロメートルだったプネー市域の道路は、現在4,000キロメートル以上にも成長、にもかかわらずその無計画さを要因として交通渋滞が深刻化しており、経済学用語「ブライスのパラドックス(Braess Paradox)」の定義通りの現象が起こっていると指摘しているのがおもしろい。
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