体内にあるものを隠して密輸しようとした男に待っていた運命

 

Posted on 13 May 2023 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

文字通り、身も蓋もないな。



ウッタル・プラデーシュ州在住の30歳の男が、ペレット8本分、250グラムの金、126万ルピー相当を体内に飲み込んだ上で持ち込もうとした容疑で税関に摘発され、5月8日にムンバイーの病院に緊急入院したが、その摘出方法が一風変わっていたので興味深く読んだ。
「Hindustan Times」が伝えていた。

UP smuggler swallows 8 gold bars, JJ docs help purge him

容疑者の体内から金塊の「摘出」を担当した外科医師によると、X線とCTスキャンで体内を撮影したところ、大腸と小腸に8本の金属性の物体が突き刺さっていたという。
医師らは便として金塊が出てくるまで2日ほど待ったが、X線検査で動きが見られなかったため、小腸閉塞や穿孔により生命を脅かす危険性が迫っているとし、腹腔鏡手術に踏み切ることにした。

しかし、容疑者が手術を怖がったため、医師らは1日12本のバナナと、緑黄色野菜をはじめとする高繊維食を与え、3リットルの水を飲ませることで、再び「自然な摘出」を試み、同時に腹痛や嘔吐、腹部膨満といった症状が現れないか、24時間態勢で監視した。

3日後、ついに8本の金塊はすべて「排出」され、容疑者とともに税関職員に引き渡された。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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