宿泊したわけではなくビジターとして2日間、チェンナイにあるインド資本の高級ホテルチェーンのひとつ、「The Leela Palace Chennai」を利用した。
1日目はディナータイムに1人レストランで食事をしたところ、一緒に注文したトニックウォーターとコーヒーが伝票に含まれていなかったので、念のために確認したら、「On the house」つまりごちそうしてくださった。
2日目は朝から午後2時すぎまでロビーのカフェラウンジで仕事し、その際にコーヒー2杯と苺のタルトを注文、やはり伝票には苺のタルトのみ記載されており「コーヒーはOn the house」とごちそうしてくださったのだった。
その日の午後は土曜日ということもあり、レストランにはブッフェコースしか用意がないとのことだったが、なんとか無理を言ってアラカルトメニューからスープとブラウンライス(matta rice)を「ライス半量」で注文させてもらったところ、けっきょくライスのお金を取られることはなかった。
大きなホテルだが、家庭的な温かみのあるもてなしが心に残る、そんな「The Leela Palace Chennai」だった。
ちなみに、このホテルのロビーとレストランの窓から望むことのできる遠浅の海には、ピンク色のフラミンゴが飛来しているのが見える。
そのすぐそばを人が歩いていても、フラミンゴたちは警戒する様子もなく、のんびりと翼を休めているようだ。
それがチェンナイ、もといマドラスという人情あふれる街を象徴する光景のようで、心がじんわりとあったまった。
写真では全然わからないけど、
遠くにフラミンゴたちが見える。
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