デリーの市バス「DTC(Delhi Transport Corporation)」に初の女性運転士が誕生した。
プレス・トラスト・オブ・インディア他が報じた。
28日間の研修を経て今回、市中心部を巡回するサロジニ・ナガル(Sarojini Nagar)営業所に配属されることになった運転士は、テーランガーナー州出身のヴェンカダラート・サリター(Venkadarath Saritha)さん。
これまでオートリクシャーや民間タクシーなどの運転士を務めてきた。
サリターさんの採用を決定したデリー自治体では、今後も女性運転士の積極的な雇用を推進していきたいとしている。
貧しい家庭出身というサリターさんは、より良い収入を求めてデリーへやってきた。
「公営バスの運転士としての仕事にありつけたことで、収入や社会的地位の安定が望める」と喜び、女性としてのバス運転士の仕事を、今後もPRしていきたいとしている。