昨年、テーランガーナー州から分離したアーンドラ・プラデーシュ州で、ヴィジャヤワダからグントゥール、アムラワティにまたがる中央部の地域を、新州都として大規模に整備する開発が行われる見通しとなっている。
NDTVほかメディアが報じた。
「世界最高の都市」の建設を目指し、チャンドラバウ・ナイドゥ(Chandrabau Naidu)州首相は意気込んでいる。
現在、テーランガーナー州とアーンドラ・プラデーシュ州は、2024年までの期限でハイデラバードを共通の州都としている。
うちアムラワティ地区は、2000年ほど前にサータヴァーハナ朝が栄えた場所でもあり、アショーカ王の時代に建てられたストゥーパなど、歴史的な史跡に富んでいる。
新たな州都建設に当たっては、既にシンガポール政府が全体計画の草案を提出しているといい、今後は内容の交渉の上で、具体的な都市開発計画を進めていくとしている。
州政府では新州都の建設には2000億ルピーの予算を計上しており、中央政府から現時点までに拠出が決まった150億ルピーと合わせて、積極的な投資を呼び込む必要がある。
*Image taken from NDTV