イチゴの「宝石」インドへ

 

Posted on 16 Feb 2015 09:51 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

幸運にも、試食をさせていただく機会に恵まれました。



甘く、柔らかでジューシーな、手摘みの「赤い宝石」たち。
日本で高級品種としてその名が知られるようになった「ミガキイチゴ」は、2011年の東日本大震災による巨大津波で甚大な被害を受けた宮城県山元町で、NPO団体「GRA」が主体となり、IT技術などの最先端設備を採用して栽培しているイチゴです。

そのイチゴ栽培が、プネ近郊のタレガオン(Talegaon)でも始まったことを知ったのは、一昨年の新聞記事でした
(リンク先はASKSiddhi、原文はこちらから)
インド人もイチゴが大好きですが、こちらのイチゴは小ぶりで固く、しかも酸っぱくて生では食べにくいため、ケーキのトッピングにしたり、ジャムに加工するのが一般的でした。

今回、栽培者の方のご好意で、朝摘みのミガキイチゴを味わう機会をいただきました。
「とちおとめ」品種という、柔らかな果肉をほおばると、口いっぱいに広がるのは、
甘さ9割、酸味1割くらいの、まぎれもない、あの懐かしい日本のイチゴの味。
おすそわけをしたご家庭の奥様も、そのおいしさに感動のあまり、涙を流さんばかりに喜んでいらっしゃいました。


生でもおいしい、日本が世界に誇るイチゴたちが、すぐ近くで栽培されていることもうれしいですが、今回、栽培者の方から、消費者への個別販売を考えているということをお伺いしました。
価格
は現在検討中ということで、決まり次第、こちらでもお伝えできればと考えています。
詳細については、ひとまずわたくしの電子メールアドレス(yokodeshmukn[at]gmail.com; メール作成時に、「[at]」を「@」に置換ください)までご連絡をくだされば、関係者の方におつなぎします。


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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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