プネーは日曜日ぐらいから安定した降雨があり、ダムも満水に近く、近くを流れるムラー・ムター(मुळा-मुठा)川がめったに見られない推移まで上昇しており壮観ですらある。
国土の大部分で通年気温が高いインドの都市部では、家庭ゴミがすぐに異臭を放つため、収集して運搬する方々に迫る危険や労苦は計り知れないものがある。
そうした重労働を少しでも軽減しようと、タミル・ナードゥ州では三輪の電気運搬車を活用したゴミの収集を、まもなく全土で導入する。
「The Times of India」電子版が伝えた。
TN three-wheeler plan to move waste fast, put worker in driver seat - The Times of India
同州政府は、予算65.4億ルピーをかけて1,694台の充電式電池を内蔵した電気ゴミ収集車を調達する予定となっている。
うちチェンナイには約100台の車両を展開する予定。
各車両の価格は20万ルピーの見込み。
電気三輪収集車は公衆衛生局のスタッフが運転し、正しく分別されている家庭ゴミを回収する。
ただし記事には、「収集スタッフは作業時に家庭ゴミに触れる必要がない」と書かれているが、ロボティックアームが付いているのだろうか。
同州では家庭ゴミのうち、生分解性のものは地域ごとに設置されたコンポストセンターで肥料として分解する。
プラスチック廃棄物は、認定業者に1キロあたり6ルピーで販売される。
なお、電気三輪収集車の導入による収集スタッフの賃金(現行およそ月7,500ルピー)の変化は発生しないとしている。