パールスィーの郷土料理的ポーチドエッグ

 

Posted on 17 Aug 2018 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

写真は、いつか残り物のおかずで「もどき」を作った時のものですが、オリジナルレシピにパクチーの代わりにホウレンソウを足してもおいしいと考えています。



本日はパールスィー教徒の新年、ノウローズ(Navroz)だ。

「Scroll.in」を眺めていたら、現在は絶版になってしまった、パールスィー教徒たちの家庭料理本を紹介していた。

This old Parsi cookbook is as singular as the community whose recipes it documents - Scroll.in

1935年に出版されたというこの料理本には、2,000点にも及ぶパールスィー家庭料理のレシピが掲載されているということで、独自のルーツを持つ彼らの貴重な食文化の記録になっているという。

参考: Ignore celeb chefs’ paneer recipes and read this old cookbook if you want to learn Mappila cuisine - Scroll.in

記事の中で紹介されていたポーチドエッグ風の料理に関心が惹きつけられた。
ある日、シッダールタがやはりどこかでパールスィー料理のレシピを見て作ってくれた料理に似ていたからだ。

備忘録も兼ねて、その調理法をここに記載しておきたい。

パールスィー風ジャガイモとタマネギのポーチドエッグ(6個分)

:: 材料 ::
卵: 6個
ジャガイモ: 中4~5個(サイコロ状に切る)
ギィー(バターでも可): 大さじ2
タマネギ: 小さめのものなら2~3個、日本の大き目であれば1~1.5個
グリーンチリ: 2本(みじん切りにする)
塩: 大さじ3分の2
コリアンダーリーフ(パクチー): 大さじ1(みじん切りにする)

:: 作り方 ::
1. ギィーを熱し、タマネギをおよそ2分炒める。 
2. ジャガイモを加え、タマネギとともに十分に火が通るまで炒める。
3. 塩、グリーンチリ、コリアンダーリーフを加える。
4. 火から下ろし、薄く油を引いた平らなベイキング皿に広げる。
5. 6個の卵をなるべく均等になるように割り、塩を振ったら、卵が固まるまでオーブンで加熱する。





    



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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