機内で観た実写版「美女と野獣」でベルが着る衣装から広がる妄想と希望

 

Posted on 16 Jul 2018 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

インド布の美しさと計り知れない可能性に、今頃になって目覚めています。



プネーは戻って来てから連日、ほぼ止むことのない大雨が続いている。
本日は気象局(India Meteorological Department)が、プネー最大の貯水池であるカダクワースラー(खडकवासला)ダムの貯水量が85%を超えたので、放水を開始する可能性について言及している。
2006年のマハーラーシュトラ州大洪水時の、ムラー・ムター(मुळा-मुठा)川の水量が河川敷をゆうに超え、川幅いっぱいに広がって轟音を上げながら流れていた光景を思い出す。

2005年ムンバイ・マハーラーシュトラ州豪雨から12年

年中、乾燥した晴天が続くこの地域にとって、雨は貴重な恵みだと分かっているのに、福岡で恐ろしい豪雨を刻み付けられた心身には、相当に応える。
しかも住んでいるアパートは気密性が乏しいため、外の湿気が室内に丸ごと入ってくるようで、全身がジメジメして非常に気持ち悪い。
現状ではエアコンが寝室にしかついていなく、本日は午後から除湿を稼働していた。

さて、成田からムンバイーへの帰途、7月のANAインド便機内エンターテインメントは、「美女と野獣(2017年実写版)」と「The Greatest Showman」を観た(が後者は途中、展開が読めてしまって観るのを断念した)。
インド映画としてはアクシャイ・クマール氏主演のボリウッド問題作、「Toilets」があった(が、観なかった... やはりわたしはインド在住失格者...)。

実写版「美女と野獣」は、以前ASKSiddhiで、衣装をグジャラート州の兄弟が手掛けているという話題をピックアップしていた。

ディズニーアニメ実写版「美女と野獣」のベルが着る衣装は、なんとグジャラート州産

当然、作品の内容よりも、ベルの衣装ばかりが気になってしまう。
特に、この記事冒頭で使用させてもらった画像にある、ブルーを基調とした衣装はかなりお気に入りで、ベルがこれを着ている場面中は、ずっと服ばかりを凝視していた。
この素敵な上着から胸当て、スカートに至るまでの一式のコーディネート、アノーキーがひとりひとりを採寸し、特注で作ってくれたりしないかな。

数日前、ムンバイー空港からプネーへの帰路にインスタグラムで確認した、チェンナイの「サリー師匠」、@chitrini さんのサリーと、そのブラウス3点もかなり可愛く、胸ときめいた。


Which combination do you like? 先日買ったチェッティナードゥサーリーに合わせるブラウスのバリエーションいろいろ。最初の2つは既成服(Ritsu Kumarの南米風?とアノーキのリネン)で最後のが近所の仕立て屋でおっさんサーリーの店のKhadiでおっさん風に頑張って作ってもらったもの。生地は渡してるのにプリンセスカットとやらで特注扱いになっていいお値段になりびっくり。おっさんのとこはこれより断然丁寧な縫製でお手頃。いろんな意味で良心的なおっさんの店は偉大。 #cottonsaree #saree #サーリー #サリー #何回おっさんって言ったかな #本当は素敵な紳士です #好みは南米風かな

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雨が少し小降りになったら、わたしもさっそく買い出しに行くと決意し、自分を鼓舞している。

なお、最近もうひとつ大注目しているのは、デリーの「HiToMi」さんが手掛けるインドコットン製浴衣だ。


楽に着付けられる二部式浴衣も豊富に展開しているので、いつか注文しようと虎視眈々と狙っている。





            



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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