巨額の寄付をしているインド人篤志家上位50名のうち、出身地別ではムンバイが最多で15名を占めていることが、ある慈善活動関連の総合団体の調べで分かった。
NDTVはじめ各種メディアが報じた。
寄付金額は、2013年4月1日から2014年10月31日までに行われた、現金または現金同等物について査定された。
うち最多を占めたムンバイ出身の篤志家には、62億ルピーの寄付をして4位となったラタン・タタ(Ratan Tata)氏、60.3億ルピーの寄付をして5位となったムケーシュ・アムバニ(Mukesh Ambani)氏、2億5000万ルピーの寄付で33位となったシャー・ルク・カーン氏、1億1000万ルピーの寄付で47位となったサルマン・カーン氏などが名を連ねている。
ただし、ムンバイの篤志家らによる寄付金総額は212.9億ルピーで、1231.6億ルピーというインド人篤志家最大にして超巨額の寄付をしているアジム・プレムジー(Azim Premji)氏を筆頭とするベンガルールの篤志家らによる寄付金総額1320億ルピーを大きく下回る結果となった。
巨大インド人篤志家のうち73%を占める37名は、個人による寄付を行っており、年々寄付金額は増加傾向にあるという。