日本で買ってしまったインドのものシリーズ、その1:「タドカ」
Posted on 11 May 2018 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh
マスタードシード(मोहरी)もクミンシード(जिरे)も日本では高額であることが悩みです。
福岡の友人で同業者でもあり、時々お仕事をくださるお客様でもあるTさんが昨年末、Instagramで紹介されていたレシピが、プネーで親しんでいる「コシンビル(कोशिंबीर)」と呼ばれるサラダにとてもよく似ており、教えてもらったのがこちらのFacebookページだ。
おやさい350
簡単に作ることができ、おいしく、健康的な野菜食を提案する延長として、インド菜食料理も積極的に紹介されており、大変興味深い。
中でもコシンビル風に、生野菜を食べやすい大きさに切ったり、スライサーで細かくスライスしたりしたものに、塩などで軽く味をつけ(マハーラーシュトラ州ではターメリックやチリ、ヒンガなどを少々加える)、ホットオイルをかけて食べるサラダのレシピを母に紹介したところ、一時帰国中の実家に、にわかに「コシンビル旋風」がやってきた。
ただし、ホットオイルにはマスタードシードやクミンシードが欠かせないのだが、通常のフライパンだとオイルを熱する際、あちこちにスパイスが飛んでいき、なかなかやりづらい。
そこで、今年は母の日のプレゼントとして、プネーでコシンビルを作る時に欠かせない、ホットオイル用専用パン、「タドカ(तड़का)」を贈ろうと思い立った。
ところが、わたしはすでに福岡。
シッダールタの来福は、6月中旬になってしまう。
そんな時のお助けは、「あの」小林さんが経営する「アジアハンター」だ。
アジア食材・食器・雑貨 有限会社アジアハンター
もちろんタドカだってちゃんと取り揃えている。
タルカ用パン(ノンスティック) - アジアハンター
プネーで買うよりも割高であることは事実だが、背に腹は代えられない。
日本に居ながらにして、注文からわずか2日で、ピカピカに光るタドカが自宅に到着したことには感激した。
アジアハンターでは、インドの食器や調理器具類を良心的な価格にサービスで提供していると思うので、わたしのように、うっかりインドで買いそびれてきてしまった経験のある人にはおすすめのお店だ。

タドカは丁寧に梱包され、カタログと一緒に到着した。
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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