中国でも大人気を博したアーミール・カーン主演、「ダンガル(Dangal)」を機内で視聴
Posted on 14 Jan 2018 21:00 in エンターテインメント by Yoko Deshmukh
このような素晴らしい作品は、ぜひ間髪入れずに日本でも上映してもらいたいと強く願います。
一昨年末にインドで公開されてメガヒットとなり、昨年には中国でも公開され、全土で熱狂的に支持されたという噂の作品、「ダンガル(Dangal、日本では未公開)」が、昨日搭乗した成田発ムンバイー行き全日空NH829の機内エンターテインメントで上映されていたので、初めて観た。
機内では英語字幕版と日本語字幕版が用意されており、わたしは日本語字幕版を観た。
なお、インドではすでに、ネットフリックス(Netflix)で視聴できるようになっている。
参考リンク:
涙を誘うインド映画『Dangal』、中国で大ヒット - アゴラ
Dangal (film) - Wikipedia
この作品、シッダールタやラーダちゃんよりかねてから「絶対に観たほうがよい」と言われていたが、忙しくてなかなか機会がなかった。
インド映画事情に大変疎いわたしにとって、158分という上映時間は、10時間あまりのロングフライトで観るには格好の時間つぶしになる、程度の期待感で観始めたものだが、終わった後は涙が止まらない感動に全身を包まれ、なぜもっと早く観なかったのか、という後悔にさいなまれたほどだ。
登場人物たちへの感情移入から、手に汗握る試合模様まで、まったく予備知識なしに観たのが、かえってよかったように思う。
だからこの記事でも多くは書かず、トレイラーのみ貼り付けておきたい。
作品を知らなかったころは何の感想もなかった、プリタム・チャクラバルティ(Pritam Chakraborty)さんによる音楽も、鑑賞後はストーリーを喚起してくれてハマった。
やはり映像作品というのは、きちんと向き合って観ないと理解できないことが多いのは、読書と似た側面を持っていると反省した。
ぜひ手段を見つけて日本でも観ていただけたら、とだけ記しておく。
ここからは余談であるが、13日のNH829便には日本人の企業研修(?)とおぼしき若者グループが搭乗していて機内はほぼ満席だった。
彼らはこれより、プネー近郊チャカンに滞在するのだな、ということが、彼ら同士の会話を小耳に挟んで分かった。
中型のボーイング787-8型機の機内が、日本人旅行者が圧倒的多数でほぼ満席状態という、時代の流れを完全に感じる帰国の途となった。
ほぼ満席の機内は日本人が圧倒的多数を占めていた。
About the author
|
|
Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
|
User Comments