映画館で売られるポップコーンは高すぎる、と真剣に戦う人

 

Posted on 05 Jan 2018 21:00 in エンターテインメント by Yoko Deshmukh

高すぎてもつい買ってしまう、それが映画館の魔力。



映画館のポップコーンは、なぜあんなに高いのか。
日本だけでなく、インドでも同様に、映画館、特に近代的な設備のマルチプレックスで売られているポップコーンの価格は驚くほどのインフレ状態だ。

プネーの場合、路上で買うポップコーンは30~50ルピーぐらいなのに、映画館だと200ルピー以上の値が付き、しかも品質は路上のものと変わらず、弾け切らなかったコーンがガリっと石のように歯に当たるシロモノ。
それが分かっていてもやはり、映画館ではポップコーンを買ってしまうわたしがいる。

ところがついに、インドの裁判所が「映画館におけるポップコーン価格の高騰」に手を打つことになったようだ。
「India Today」電子版が伝えた。

Why should film viewers buy food frm theatres: HC to Maha govt - India Today

ムンバイー在住の男性が、映画館が館内で販売されているもの以外のスナックなどの飲食物持ち込みを観客に禁止する行為に対して、「法的な正当性はない」と主張して、わざわざ顧問弁護士を立てて公共の利益のための訴訟(Public Interest Litigation:PIL)を申し立てた。

これに対してボンベイ高等裁判所は、マハーラーシュトラ州政府に対し、3週間以内に男性のPILに回答するように指示した。
審議では、映画館に入場しようとする観客から飲食物を没収するのは理不尽だとする指摘が挙がった。





      



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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