※写真はプネーのすてきな「Bar & Restaurant」、プレムス(Prem's)。
今年2月、米カンザス州オレイサにあるバーに押し入った白人の男が、この店で食事を楽しんでいたインド系住民2人に対し、「この国から出ていけ」など人種差別的な言葉を叫び突然拳銃を発砲し、1人が死亡、もう1人も重傷を負うという憎悪テロ事件が発生した。
この時、犯人との間に割り込んで2人を救おうとし、自身も負傷した24歳のアメリカ人で、元海兵隊員のイアン・グリオット(Ian Grillot)さんが、タイムが選ぶ「今年のヒーロー」となった。
「ザ・ヒンドゥ(The Hindu)」電子版が伝えた。
'I just did what was right to do,' says American who stood up for the two Indians - The Hindu
イアンさんと、その機転のおかげで命が助かった被害者のアロク(Alok)さんは、現在は親友になっているという。
タイム誌は「人間による醜い行為は、同じ人間が介入することでその連鎖を断ち切ることができる」とイアンさんの行動を評している。
この報に接したイアンさんは、「相手がどこから来たか、どんな民族かは関係なく、誰に対しても同じ行動を取っただろう」と述べた。