※写真はメイン・テンプル、ダグルシェート・ガナパティの「特設降臨会場」。
今年は絢爛豪華な40キログラムもの金が寄付され、飾られているとあって、
ものすごい人だかりに近づくことすらできませんでした。
ガナパティ・バッパ・モーリヤ!マンガルムルティ・モーリヤ!(गणपती बाप्पा मोरया. मंगळूर्ती मोरया.)
2017年も、おかえりガネーシャ!
プネーの人たちが1年でもっとも待ちわびている年中行事、ガネーシャ祭りの季節が今年もやってきた。
本日25日は、ガネーシャ様を天界からお迎えする「ガネーシャ・チャトゥルティ(गणेश चतुर्थी)」とあって、朝から「ザ・ガネーシャ」、もといプネー旧市街中心部に鎮座するダグルシェート・ガナパティ(दगडूशेठ हलवाई गणपती)と、その周辺のお祭りムードを体感しに、2時間程度散策してきた。
シャニワル・ワダ(土曜宮殿:शनिवार वाड़ा)前でオートリクシャーを降りて、ラクシュミー・ロード方面へ歩き始めると、すぐに勢いのよいドラムビートが響いてきて、否応なしに気分が高揚する。
ガネーシャ・チャトゥルティの日から、最終日にガネーシャ様をお見送りするヴィサルジャン(गणेश विसर्जन)までの約10日間、周辺は交通規制が敷かれ、特に初日と最終日は完全な歩行者天国になるので、ふだん旧市街の喧騒に及び腰になっている、わたしのような引きこもりでも、この時ばかりは街歩きが存分に楽しめる。
ドラムを叩く人、旗を挙げて踊る人、見物する人、誰もが純粋に楽しんでいる、この瞬間。
ほんのちょっとだが動画と写真を撮って来たので、ぜひ臨場感をお楽しみいただけたらと思う。
「プネー版博多どんたく」ガネーシャ祭りに参加している、
カラフルなドラム隊たちによる腕自慢を、ぜひどうぞ。
ガネーシャを迎えようとみんなが集まり、高揚した下町の中心部は通行止めとなり、メインストリートのラクシュミー・ロードでは、様々なチームが隊列を組んで、ドラムの腕を披露して練り歩く。
まさに博多どんたく状態。
この日のために、少なくとも2カ月も前から練習を重ねており、その響きは、ガネーシャの心臓の鼓動を思わせるようだ。
この響きに酔いしれる人々を見ていると、ロクマンニャ・ティラク(Lokmanya Tilak)が、祭りを足がかりに、独立運動を加速させていった時の熱狂が、伝わってくる。
ガネーシャ祭りの街の様子をどうぞ(Google Photo)